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【遠州七不思議】無間の鐘【えんしゅうななふしぎ】むけんのかね
所在地 | 掛川市 |
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内容
昔、栗ヶ嶽の頂上の観音寺には無間の鐘という、つくと大金持ちになるが、死後は地獄に落ちるという噂のある鐘があった。
その噂は村人はもとより遠い他国へも広がり、多くの人が鐘をつきに押し寄せた。
それを見た観音寺の住僧は、今が良ければ未来来世のことはどうでもいいという考えの人々のことを悲しく思った。そして、人々の目を覚まさせるため、鐘を寺の前の古井戸に投げ込み、埋めてしまった。
※遠州七不思議は土地によっていろいろな話がある。この話の他に片葉の葦・京丸牡丹・桜ヶ池のお櫃納め・三度栗・波の音・夜泣き石などがある。
参考
『遠州七ふしぎの話』遠州伝説研究協会
『遠州七不思議』石野茂子
『遠州伝説集』遠州タイムス社
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