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設立・設立目的

1912（大正元）年浜松に生まれ、日本映画の黄金時代を築いた映画監督の1人として知られる木下惠介氏。その功績を称え、浜松の映画文化高揚の拠点となるよう、2001（平成13）年7月1日、フォルテに開館。その後、2009（平成21）年12月5日、浜松市指定有形文化財である「浜松市旧浜松銀行協会」内にリニューアルオープンした。

施設内容・特徴

故郷、浜松を愛した監督は生前、浜松文学館の名誉館長を務めるなど、浜松に残された功績も多く、存命中はもとより遺族からも寄贈を受けた監督ゆかりの資料を数多く展示。さらに、監督第1作「花咲く港」から最後の作品となる「父」まで映画は49作品に及び、作品の紹介、国内外の各映画賞を受賞したトロフィーなども展示している。

備考

建物は、1930（昭和5）年に「浜松銀行協会集会所」として建てられたもので、銀行家の交流を目的とされた。1945（昭和20）年の浜松大空襲をまぬがれ、1998（平成10）年に国の登録有形文化財となる。その後、協会の役目を終え、2009（平成21）年に浜松市指定有形文化財に指定される。

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