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心造寺しんぞうじ

郵便番号 430-0938
所在地 浜松市中区紺屋町300
時期 1580(天正8)年(開創)
心造寺とは

徳川家康は1580(天正8)年7月に秀忠の産土神(うぶすながみ)として五社神社を浜松城内から常寒山(とこさむやま)へと移した。そして、その北側の隣接地に開いたのが心造寺。
開山は讃誉智眼(さんよちげん)上人、開基は秀忠の母である西郷局。
西郷局が奉納した鉄灯篭が寺宝として伝えられているが、戦災で片方が失われ、現在は1つだけ残されている。

 

伽藍

1758(宝暦8)年に完成した七間四面の本堂は1771(明和8)年に全焼、1775(安永4)年に同じ七間四面の本堂が再建された。しかし、1945(昭和20)年6月の太平洋戦争中に空襲を受け焼失してしまい、現在の建物は1951(昭和26)年に再建されたもの。

 

句碑・歌碑

境内には賀茂真淵の句碑が建てられている。
「大空のはてなく広し霜の朝 / 賀茂真淵

 

参考

『遠州の古寺』(静岡郷土出版社)
『浜松歴史散歩』(静岡新聞社)
『浜松の史跡』(浜松史跡調査顕彰会)
『浜松市石造文化財所在目録』(浜松市石造文化財調査会)

 

 

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