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弁天島駅 べんてんじまえき
弁天島駅とは
東海道線を走る列車の車窓から見える風景は浜名湖が最も美しかったといわれ、明治30年代後半には浜名湖の最寄の弁天島に停車駅を設置してほしいという声が多く寄せられた。そのため、鉄道庁では1906（明治39）年7月から夏の期間だけ列車を停車させる臨時停車駅として弁天島駅を開設した。
その後、1916（大正5）年には一年中停車する常設駅へと変わった。
駅名変更
昭和8年、漢字や発音が同一の駅名がある場合、どちらか一方を改め、紛らわしさを解消しようとする動きが鉄道省で起こり、弁天島駅の駅名も変更されようとしていた。しかし、地元舞阪町では全町あげて駅名変更に反対する陳情を行なった。それにより、駅名は変更されることなく、今日に至っている。
参考
『浜名湖・自然と歴史と文化』（明文出版社）
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