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国分忠之助こくぶんちゅうのすけ
誕生地 | 山形県最上郡大蔵村 |
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生年 | 1897(明治30)年 |
没年 | 1970(昭和45)年 |
国分忠之助とは
国分忠之助は、株式会社コクブンリミテッドの創業者。
製紐機(せいちゅうき)」とよばれる紐編み機械を作り出した。
生涯
1897(明治30)年1月13日山形県最上郡大蔵村に誕生。1908(明治41)年に小学校を卒業すると、農機具を作る鉄工所に奉公に入り、8年間を過ごす。その間に知り合った友人が東京で働いていることを知って上京。そこで紐を編む機械のの多様化と発展性を感じて興味を持ち、真田ひもを編む「製紐機」のことを知って製紐機製造会社に入社。まだまだ改良の余地があり、性能を高めることができると、ますます研究意欲を燃やしていった。
その頃、仕事で浜松に出向いたときに、忠之助の仕事ぶりが認められて「この地で働かないか」と声がかかった。当時浜松には真田紐を編む工場はあっても、機械を作る工場はひとつもなかったため、浜松で働くことを決意し、1922(大正11)年寺島町に国分鉄工所(現:コクブンリミテッド)を創設。これまでの機械を改良した国分式製紐機を開発し、1936(昭和11)年にはインドへ機械を輸出するまでに発展した。1949(昭和24)年インド政府に招かれ現地で技術指導を行い、当時のネール首相から感謝状が送られた。
1970(昭和45)年逝去。
人となり
東北弁訛りで、誰にでも明るく接する人柄
参考・見学
書籍
『浜松産業史』
『国分忠之助を語る』
『遠州機械金属工業発展史』
施設
浜松といえば
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