権現さまと橋羽の妙恩寺ごんげんさまとはしわのみょうおんじ
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所在地 | 浜松市東区天竜川町(伝承地) |
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内容
1572(元亀3)年の12月、家康は袋井や中泉方面での武田軍との合戦で大敗し、天竜川の堤防から逃げ出して命からがら橋羽村の妙恩寺へ逃げ込んだ。
お寺の住職は家康を天井裏に隠して、その下で朗々とお経を読んでいたため、家康を追って寺にきた武田軍に見つからずにすんだという。家康は和尚からごはんをいただき、浜松城に無事戻ることができた。
家康はこの地方を平定した後、妙恩寺の和尚を城へ招いてその時のお礼として丸に二引の紋所を授けた。お寺で助けれれた時にいただいたごはんのおわんに箸をのせたかたちをとったものだという。
妙恩寺では今でもこの紋を用いている。
参考
『ふるさと再発見 遠州の民話』(静岡新聞社)
『浜松の伝説 下』(ひくまの出版)
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