特集
浜松AEDマップ
(浜松市内AED情報サイト)
URL: http://gis.hamanako.jp/mp/aed/
AEDとは
AED(エー・イー・ディー)は日本語では「自動体外式除細動器」といいます。
「突然心臓が止まって倒れてしまった人」の心臓のリズムを、心臓に電気ショックを与えることにより再び正しいリズムに戻し、蘇生するための治療機器です。
AEDは心停止により突然倒れた人すべてに対して、必ずしも有効というわけではなく、AEDが有効に働くのは心室細動による心停止に対してのみです。
しかし、倒れている人が心室細動かどうかはAEDを装着してみないと分かりません。
もしAEDが作動しない時にはAEDの指示に従って人工呼吸、心臓マッサージの心肺蘇生を続けていただくことになります。
AEDの活用
日本では119番救急要請から救急隊員が到着するまでの平均時間は約6.2分といわれています。医師や救急救命士の到着を待ってから治療を始めるのでは、倒れた方の多くを救命できないことも多いため、平成16年7月から一般市民もAEDを使うことができるようになりました。
正しくAEDを使用するためにはその使い方を知っておく必要があり、「AED講習会」を受けて頂くことがよいと思います。浜松消防局や日本赤十字社ではAED使用方法を含めた心肺蘇生法の講習を行っております。
浜松でのAED普及活動
●バイスタンダーCPR実施率の年次推移
(浜松南ロータリークラブHPより)
浜松では、浜松南ロータリークラブの協力のもと、浜松医師会を中心とする医師、救急隊、教育委員会が一体となって「中学生のための救急蘇生講座」として、病院外で突然発生した「心停止」患者の救命に必要な正しい「心肺蘇生」と「AED」の知識を学外研修として教えています。
浜松市(人口82万)全区域の公立中学校48校と他2校の50校が参加し、平成23年度までに計557回の講座を開催。受講者は16,000人を突破し、16,816人を記録しました。
17年間の浜松市における救命率を見ますと、バイスタンダーCPR実施率(現場でただちに行う心肺蘇生率)は1995年では12.1%でしたが2007年には全国平均を超え、2009年では49.3%と上昇。救命された人は、1995年の10倍以上に上昇しています。(上図参照)
「浜松AEDマップ」について
近年、AED(自動体外式除細動器)は医療機関のみならず、学校、駅、公共施設、商業施設等を中心に急速に普及しておりますが、設置情報の公開は設置者の任意となっております。
浜名湖国際頭脳センターでは市民の皆様に一覧化してAEDの設置状況を知っていただくため、浜松市消防局とも連携しながら、平成22年度から「AEDマップ」運営をしております。
「浜松AEDマップ」では、静岡県浜松市内のAED(自動対外式除細動器)設置場所を一目で確認できる地図を公開しています。パソコンからはもとより、携帯電話、スマートフォン(iPhone、Android)からもAED設置場所を検索することができます。
それぞれの設置主体に同意をいただき公開をいたしておりますので外出時にAED設置場所を確認するなどAEDが必要な時に迅速な救命活動を展開することができるようにぜひご活用いただければと思います。
URL: http://gis.hamanako.jp/mp/aed/
浜松のAED情報をご提供ください
お近くにAEDが新しく設置された、撤去されたなどAED設置に関する情報をお持ちの方は、㈱浜名湖国際頭脳センターまでご連絡ください。
住所:〒431-1207 静岡県浜松市西区村櫛町4598-9
TEL 053-484-4002
担当:夏目