テクノポリス都田地区てくのぽりすみやこだちく
所在地 | 浜松市北区都田地区 |
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テクノポリス都田地区とは
1984(昭和59)年に浜松地域テクノポリス開発計画が承認されると、都田地区が開発の中核拠点として選ばれた。
三方原台地北端に広がる都田地区は、太平洋戦争前までは原野が広がっており、台地の端には幾筋もの谷間が入り組んでいたが、戦後に開拓が進められ、耕地として利用されていた。都田地区へのテクノポリス建設はまず、それらの農耕地や谷間を埋め立てて土地を造成することから始まり、1987(昭和62)年から1991(平成3)年の5年にわたって用地造成が行なわれた。
また、市では工事と並行して進出企業のための土地分譲も進めていき、1991(平成3)年4月に静岡県浜松工業技術センター(現:浜松工業支援センター)が、1993(平成5)年10月には静岡大学地域共同研究センター(現:静岡大学イノベーション共同研究センター)が完成した。
1993(平成5)年に浜松地域テクノポリス都田土地区画整理事業は完工。
その後、1998(平成10)年、企業用地53区画に進出した企業すべてが操業を開始。2000(平成12)年9月には、地域振興整備公団(現:独立行政法人中小企業基盤整備機構)によって新製品開発や新分野への進出などを行う事業者を支援するための賃貸工場施設「テクノフロンティア浜松」が整備され、現在も発展を続けている。
都田地区概要
総面積:約243ha
・企業用地 100ha
・住宅用地 42ha(市有地10ha、民有地32ha)
・公共用地 101ha(道路、公園、緑地など)
総事業費:約532億円
計画人口:約5,500人(約1,700戸)
現在の人口:4,714人(1,599戸)※平成23年4月1日現在
関連項目
参考
『ももとせ 浜松市制百周年記念誌』(浜松市)
『ひと・まち・80年、そして未来』(浜松市)
『ふるさとの歴史シリーズ 浜松・浜名湖周辺』(郷土出版社)
『見る読む 浜松歴史年表』(羽衣出版)
『浜松の商工業 平成23年度版』(浜松市)
『遠州地方の交通発達史』(遠州鉄道)
浜松市WEBページ(2012.2 参照)
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