浜名湖立体花博はまなこりったいはなはく
浜名湖立体花博とは
正式名称を「浜松モザイカルチャー世界博2009」といい、“人と自然のシンフォニー”をテーマに2009(平成21)年9月19日~11月23日の66日間にわたって開催された。浜名湖立体花博が第4回となる国際モザイカルチャー大会だが、日本で開催されたのは初めてであり、秋篠宮文仁親王が名誉総裁を務めた。
会場となったはままつフラワーパーク(西区舘山寺町)には世界25カ国・地域、97の都市や団体から91作品が出展され、期間中およそ86万人が来場。
浜松市は全国屈指の花の産地であり、国内におけるモザイカルチャー発祥の地としてその魅力を発信し、花と緑のまちづくりを推進している。
モザイカルチャーとは
“モザイク(寄せ集め)”と“カルチャー(文化)”を組み合わせた造語であり、絵画・彫刻などの芸術と、造園・園芸などの技術を合わせてつくる花と緑による立体アート。フランスで生まれたモザイカルチャーは、鉄骨のフレームにネットを張り、その中に土を詰め、植物を植え込んで制作される。
国際モザイカルチャー大会
新世紀を記念して2000(平成12)年の夏にカナダのモントリオール市で開催されたのを最初に、3年に1度開催されている。第1回、第2回はモントリオール市で、第3回は中国の上海市で開かれた。
モザイカルチャーを通じて世界各国の文化を発信するとともに、世界一のモザイカルチャー作品を決めるコンテストでもあり、浜名湖立体花博ではモントリオール市の作品が最高栄誉賞を受賞している。
参考
『ももとせ』浜松市制百周年記念誌 (浜松市)
『浜松モザイカルチャー世界博2009』(浜松モザイカルチャー世界博2009協会)
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