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原田濱人はらだひんじん
誕生地 | 現:浜松市東区原島町 |
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生年 | 1884(明治17)年 |
没年 | 1972(昭和47)年 |
原田濱人とは
浜松市出身の県西部地方を代表する俳人の一人。
『みづうみ』を創刊している。
生涯
1884(明治17)年1月1日、浜名郡天王村原島(現:東区原島町)に生まれる。
師範学校を卒業後は教師として滋賀県、愛媛県、奈良県などの中学校へと赴任した。1911(明治44)年には職員俳句会に入会し、初めての句を作った。
1917(大正3)年に俳誌『ホトトギス』で初入選すると、高浜虚子(たかはまきょし)撰の雑詠として注目される。
1932(昭和7)年に母校浜松第一中学校の教師となり、1939(昭和14)年には俳句結社を主宰、雑誌『みづうみ』を創刊。
1960(昭和35)年に発足した県俳句協会の会員となった。当時の会員数は約270人。
1967(昭和42)年には静岡県文化奨励賞を受賞。
1972(昭和47)年8月4日、88歳で他界している。
句碑
「笹鳴きの消ゆれば波の音ばかり」(舘山寺海水浴場)
「秋惜しむ松と夕日や舘山寺」(大草山)
「鴨すでに一連とぶやそこの空」(魚籃観音)
参考
『静岡県昭和人物誌』(静岡新聞社)
『静岡県俳句紀行』(静岡新聞社)
『遠江うためぐり』(新葉社)
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