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定明寺じょうみょうじ
郵便番号 | 431-3107 |
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所在地 | 浜松市東区笠井町1202 |
時期 | 室町時代末期(開創) |
定明寺とは
室町末期に土豪笠井備後守定明が開基となり創立された。定明寺という寺号も備後守定明の法号である「定明院殿道栄(じょうみょういんでんどうれい)」からとったもの。
本堂は江戸時代の後期に建てられた入母屋(いりもや)作りで再建当時は草葺きであったが、明治に入って瓦に葺きかえられた。
位牌・碑など
定明寺の位牌堂正面に、江戸時代中期の姫路家中笠井佐左衛門が先祖の霊を供養するために納めたものといわれ伝えられている「定明院殿・一心院殿尊儀」と刻まれた位牌がまつられているが、その裏面には「施行播州姫路家中笠井佐左衛門」と記されている。
境内には筆子などによって建てられた福来寺十世福田観了(ふくでんかんりょう)和尚の碑や、池田庄三郎勝彦の墓、浜松藩領内において独礼の格式を持っていた旧家山下左次兵衛の五輪塔、また俳人内藤彦端こと酔春亭左光の七回忌にあたる文政7年9月に門人たちにより建てられた左光の墓石があり、側面に「葡萄の実熟したりけり珠の色」の句が刻まれている。
関連項目
定明寺には紺女郎キツネの伝説が残っており、紺女郎キツネをまつってある金如呂(紺女郎)稲荷がある。
参考
『遠州の古寺』(静岡郷土出版社)
『はままつ歴史発見』(静岡新聞社)
『浜松の史跡』(浜松史跡調査顕彰会)
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