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嫁橋よめばし
所在地 | 浜松市東区和田町(伝承地) |
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内容
何百年か昔のこと、橋羽村に仲のいい若夫婦が住んでいた。
しかし、ある晩、些細なことから夫婦喧嘩をし、妻は生まれて間もない子供を連れて家を出ていった。
家を出たものの頼るところもなく、生活をしていけないと感じた妻は、子供を川岸に埋めてしまった。
そして、西へ500メートルほど走っていったが、子供を殺した悲しさから、自分も川へ身を投げて、死んでしまった。
それ以来、東の橋を「子埋橋(こずめばし)」、西の橋を「嫁橋」と呼ぶようになった。
※『遠江風土記伝』では、昔この道が駅に通じていて、ここで嫁が夫を待っていたため「嫁橋」となったとも記されている。
参考
『ふるさと再発見 遠州の民話』(静岡新聞社)
『続々・遠州伝説集』(遠州伝説研究協会)
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