初生衣神社 | 浜松情報BOOK

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郵便番号	431-1415
所在地	浜松市北区三ケ日町岡本698
Tel	053-525-1835
URL	http://ubuginu.jp/html/about.html

初生衣神社は古くから伊勢神明初生衣社、または浜名斎宮と称えられ、機織の祖神である天棚機姫命（あめのたなばたひめのみこと）を奉る。皇大神宮の神衣（かんみそ）※を納める神事を担う他に類のない特別な由緒を持ち、御衣様（おんぞさま）と呼ばれ親しまれているだけでなく、遠州織物発祥の聖地として慕われている。

※神衣とは、天照大神が天岩戸から出てきたときに着たといわれる衣のこと。

古式の機がのこされた織殿があり、三河の赤引で紡がれた糸をこの三ヶ日で織り、毎年三重県の伊勢神宮皇大神宮に貢進されていた。

明治時代に途切れたが、その後、初生衣神社おんぞ奉賛会が結成され、現在も毎年4月第2土曜に初生衣神社の大祭、おんぞ祭りが開かれ、初生衣神社から浜名惣社へ幟を持った行列が移動し、浜名惣社から織られた衣を初生衣神社へ運び、粛々と儀式が行われる。

また5月には、織られた神衣を伊勢神宮へ奉献する「おんぞ奉献団」一向が伊勢へ向かう。