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遠州灘えんしゅうなだ
遠州灘の概要
遠州灘とは、御前崎から伊良湖岬までの約110kmの海岸とその沖合をいう。このうち浜松市にあたるエリアは、中田島砂丘を中心に広大な美しい砂浜が広がる。
遠州灘には遠州七不思議のひとつ「波小僧」の伝承があり、この波小僧によって、海が荒れるときには事前に人々に知らせがくるとされる。
遠州灘の波の音は「雷三里、波千里」といわれ、南東から波の響きが聞こえれば雨、南西から聞こえたら晴れと漁師が聞き分けるといわれる。
波小僧伝説
浜松市中区曳馬の伝承
ひとりの少年が田植えをしているところへ、日照り続きで海に戻れなくなった波小僧が現れた。少年は可哀想に思い、波小僧を海へ帰してやった。その少年が、日照り続きで困り果て、海辺でたたずんでいると、波小僧が現れて、「恩返しに雨を降らせましょう。波の響きが南東から聞こえれば雨が降りますよ」と言い残して帰って行った。それから間もなく南東から波の響きが聞こえ雨が降りだし、田畑が潤った。それ以後、農民は波小僧の知らせで天気を知ることが出来るようになったという。
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