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白たまねぎしろたまねぎ
所在地 | 浜松市西区篠原町 |
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浜松の白たまねぎ
日本での玉ネギの歴史は、1871(明治4)年に、開拓使の黒田清隆がアメリカから開拓道具などと一緒に日本に持ち帰ったのが始まりとされ、遠州地域には明治末期に愛知県知多郡から伝わり、海岸に面して水はけが良い砂地ということで、篠原地区で栽培されるようになった。その後、1921(大正10)年、篠原村農会によって早だし玉ねぎの特産化が図られるようになった。
白たまねぎは、一般的な玉ねぎと比べて平べったく白い色が特徴で、別名サラダオニオンともよばれる。新たまねぎの中でも日本一早く出回り、篠原地区では毎年1月4日に出荷。収穫は1月から4月に行われる。
高い生産技術が必要な白たまねぎの生産農家は全国に少ないが、篠原地区は日本一の生産量を誇り、生産量の約6割が東京へ、残りが大阪や名古屋へ出荷される。2月上旬までは葉付きのまま市場に出荷されるが、中旬以降になると葉を取り除いた切球になる。
味わい方
白たまねぎの食し方を生産者にたずねると、スライスした生食が一番人気。出荷したてのものはみずみずしく、辛みが少なく甘いので醤油とかつおぶしをかけ、シンプルに食すのがおすすめ。水にさらすとたまねぎ内に含まれる成分が流れてしまうので、そのまま食すのがベター。
たまねぎは血液がさらさら効果の源と言われ、殺菌効果や利尿作用、虫下しに煎じられることもある。
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