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臨江寺りんこうじ
郵便番号 | 432-8061 |
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所在地 | 浜松市西区入野町20013-5 |
Tel | 053-447-4555 |
時期 | 文明年間(開創) |
臨江寺とは
室町中期の文明年間に開創された。かつては門前まで佐鳴湖の湖面が迫っており、江を臨むことが出来る禅刹ということで臨江寺と寺号をつけられたというが、現在では景色が変わり山門から直接湖を見ることができなくなっている。
水神山の東麓にある少林山臨江寺は佐鳴八景の1つにあげられている「少林山の秋月」の舞台。
句碑・歌碑
寺には賀茂真淵の歌碑と五升庵蝶夢の句碑がある。
「小夜ふけて松風高き山寺の 月にうき代の塵も曇らず/賀茂真淵」
真淵の歌碑は本堂前庭にあり、1729(享保14)年8月に臨江寺で歌会を開催したときの作品。高さ1メートルほどの自然石に刻まれており、刻字は真淵の真筆を拡大したもの。
「むら松やみどり立つ中のふじの山/五升庵蝶夢」
五升庵蝶夢は江戸中期の俳人であり、1786(天明6)年に蝶夢が入野村の竹松方壺を訪れ、臨江寺に滞在中の作品。
参考
『浜松歴史散歩』(静岡新聞社)
『静岡県の文学碑』(静岡谷島屋)
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