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龍泉寺とは

境内は源頼朝の異母弟、範頼の別荘地で、当時京都の稲荷神社から稲荷明神を迎えお祀りしていた。
その後1254（建長6）年に寺となり稲荷山龍泉寺と称した。
以後、範頼公を寺野開塞として境内に供養塔（五輪塔）を建立して祀っている。
※範頼は義経と同じように頼朝から謀反の嫌疑をかけられ伊豆修善寺に配流され、1193（建久4）年に攻められ自害に追い込まれた。

駒塚

この寺の50ｍほど南の地には、範頼の愛馬を葬った駒塚がある。

句碑・歌碑

「山吹のこかねや山の一あるし ／ 岡夢」

範頼桜

本堂前には2003（平成15）年に範頼没後80年を機に、ゆかりのある「石薬師蒲桜」の幼苗が三重県鈴鹿市上野町から贈られ、「範頼桜」と命名され定植された。

ニュートンのリンゴの木

ニュートンの「万有引力の法則」発見300周年を迎えた1965（昭和40）年にイギリスから東京大学附属植物園にニュートンの生家のリンゴの木が贈られた。これを母木とする苗木が1986（昭和61）年に浜松科学館に植えられ、さらにその枝を接ぎ穂としてて育てられた苗木が静岡大学教育学部附属浜松中学校第11階同窓会50周年記念事業として母校と当地に植樹された。

参考

『浜松市石造文化財所在目録』（浜松市石造文化財調査会）

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