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天竜川橋梁てんりゅうがわきょうりょう

所在地 浜松市東区材木町~磐田市森本
時期 上り線:1981(昭和56)年完成
下り線:1913(大正2)年完成
天竜川橋梁とは

天竜川に架かる東海道本線の橋で、現在使用されている下り線は1913(大正2)年に、上り線は1981(昭和56)年に完成したもの。

初代天竜川橋梁は1887(明治20)年6月に着工、1888(明治21)年11月に完成しており、当時、国内最初で最長の鋼製鉄道橋梁であった。径間(スパン)200フィート(約61m)で19連のダブルワーレントラス橋※。
1913(大正2)年、東海道本線の複線化に伴って新たに初代天竜川橋梁の横に橋が架けられ、8月に下り線として開通した。初代天竜川橋梁と同じダブルワーレントラス橋で全長1,208.8m、現存する戦前の鉄道橋梁の中では最長のトラス橋。
1981(昭和56)年には上り線として使用されていた初代天竜川橋梁が解体撤去され、新しいトラス橋に付け替えられている。

※ダブルワーレントラス橋/橋桁にトラス(三角形に組んだ構造)を利用した橋で、斜めに入れられた部材がすべてX字形に交差しているもの

 

参考

『三遠南信産業遺産』(春夏秋冬叢書)
『静岡県の近代化遺産』(静岡県教育委員会文化課)

 

 

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