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須部家長屋門すべけながやもん

郵便番号 431-2102
所在地 浜松市北区都田町5364
須部家とは

室町時代末期に往来したとされるが、初代の義頼に関して明確な事績はわかっていない。
義頼の次代義忠は徳川家康が三河から遠江へと侵入してきた際、多くの者が強く抵抗したのに対し、義忠はいち早く家康に従い、三方原の合戦にも参戦したとされる。
その後、義忠の長男源左衛門義信が本家、次男治郎兵衛義勝が別家となっている。また、三男は僧籍に身を置き、都田山龍洞院(とでんざんりょうとういん)を開いた揚室印播和尚。

 

建物の特徴

腰板張と漆喰塗の壁、入母屋造り※の木造平屋建ての長屋門は江戸時代中期に建てられたとされる。昔は茅葺の屋根だったが、明治の初めに日本瓦へと葺き替えたといわれる。右側が厩(馬屋)、左側が番屋となっており、使用されていた当時の面影が現在でも残る。
長屋門を入った先は、現在でも一般の方が居住されている。

※入母屋(いりもや)造り/屋根上部は切妻屋根のように棟から二方向へ広がっており、下部は寄棟屋根のように四方向へと広がる形状の屋根をもつ建物

 

参考

『静岡県の歴史的建造物・歴史的町並み』(静岡県都市住宅部)
『昔に出会う景観紀行』(浜松観光コンベンションビューロー)
『はままつ歴史発見』(静岡新聞社)

 

 

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