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西伝寺のイブキせいでんじのいぶき

所在地 浜松市南区西伝寺町81
西伝寺のイブキとは

西伝寺本堂前庭にある樹齢約800年、樹高10メートル程のイブキ。1962(昭和37)年に浜松市の天然記念物に指定された。
西伝寺は1176(安元2)年に法然上人の弟子である西伝法師がこの地に草庵を構えたのがはじまりとされており、このイブキはその折に法然上人によって植えられたと伝えられている。1759(宝暦9)年9月3日に起きた火災では黒焦げになったが、奇跡的に芽吹いており、このときに黒く焦げたとされる跡が今も幹の北面に残っている。

 

伝説

1759(宝暦9)年に起きた火災は、全山の伽藍を焼く大火事であったのにもかかわらずこの木が助かったのは、秋葉山にこの木が燃えないようにお祈りしたおかげであり、それ以来、枝先がすべて秋葉山のほうを向くようになったという伝説がある。

 

参考

『浜松市の名木&巨木』(浜松市役所)
『指定文化財のしおり』(浜松市教育委員会)
『浜松歴史散歩』(静岡新聞社)
 

 

 

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