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法永寺ほうえいじ

郵便番号 431-3107
所在地 浜松市東区笠井町1051
Tel 053-434-1071
時期 1324(正中元)年(開創)
法永寺とは

鎌倉時代の1324(正中元)年に開創された。開創当時は臨済宗の禅刹として開かれ、碧王山笠井院と号していた。
室町末期の1577(天正5)年には浄土宗に改宗、寺号を泰龍寺に改められた。
さらに1610(慶長15)年に現在の寺号である法永寺に改め、山号は旧寺号からとって泰龍山と改められた。
現在の本堂は1703(元禄16)年に再建されたもの。大正時代末期に解体修理に近いほどに手を入れられ、また、1960(昭和35)年に向拝部分が付けられているため、往時とは外観が大きく変化している。
伽藍の中で、本堂と共に古い山門には笠井院の寺号額が掲げられている。
 

 

百句塚

山門の手前左側の笠守稲荷の前庭にあった百句塚は都市計画整備道路の整備に伴い、東区豊西町に「十湖百句塚」として移転した。
百句塚は1906(明治39)年に地元の俳人大木随処の発起によって笠井町の福来寺境内に建てられた。その後、街の発展と共に同町の御殿山に移され、1953(昭和28)年4月には法永寺へと移転。そして、2010(平成22)年に現在地へと移った。

 

三色藤

本堂前庭には昭和の初めに植栽されたといわれる藤棚が広がっており、花の咲く季節には赤、白、紫の三色の藤が目を楽しませてくれる。
なお、藤は法永寺の他に西来院も有名。

 

参考

『遠州の古寺』(静岡郷土出版社)
『浜松の史跡』(浜松史跡調査顕彰会)
『浜松歴史散歩』(静岡新聞社)
 

 

 

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