竹村尚規たけむらなおのり
誕生地 | 現:浜松市西区入野町 |
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生年 | 1781(天明元)年 |
没年 | 1811(文化8)年 |
竹村尚規とは
江戸時代後期の歌人。
生涯
1781(天明元)年に入野村竹村一門の総本家である「本竹」の8代目尚政の長男として生まれる。
父尚政は方壺と号し俳人としても知られ、1786(天明6)年には蕉風の俳人五升庵蝶夢(ごしょうあんちょうむ)を入野の自宅に招き、佐鳴湖や浜名湖の名勝地を案内し、蝶夢の著書『とほつあふみの記』を出版している。
竹村尚規は内山真龍(うちやままたつ)、本居宣長(もとおりのりなが)について国学、和歌を学ぶ。
1805(文化2)年秋には、本居大平(おおひら)が尚規の家に滞在している。
尚規と同時代のこの地方の文化人には高林方朗(たかばやしみちあきら)、石塚竜麿(いしづかたつまろ)、夏目甕麿(なつめみかまろ)らがいる。
豊西の小栗広伴(おぐりひろとも)は竹村家の使用人として従事、尚規から教えを受け本居大平の門に入っている。
1811(文化8)年6月、31歳の若さで病没した。
主な著書
『いくみ竹』
『竹の五百枝』
『盛りの花の日記』
参考
『浜松の史跡』(浜松史跡調査顕彰会)
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