森繁子もりしげきこ
生年 | 1718(享保3)年 |
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没年 | 1796(寛政8)年 |
森繁子とは
江戸時代中期の歌人。はんこ・しげこ・しげきことも呼ばれる。
1718(享保3)年五社神社の神官をしていた森暉昌(てるまさ)の次女として生まれ育った。夫は杉浦国頭の門人袴田馬寿。
歌集には『玉かしは』があり、有玉下村の庄屋高林方朗(たかばやしみちあきら)によって編纂されている。
1796(寛政8)年7月6日他界。墓碑は西来院のすぐ西側にあり、背面には遠江の代表的国学者内山真龍(うちやままたつ)の撰文になる繁子の人となりが漢文で刻まれている。また、側面には繁子の「禊すと麁玉川に幣とれば きべの林に涼風ぞ吹く」の歌が刻まれている。
同墓苑内には女流歌人、杉浦真崎の墓もある。
参考
『浜松の史跡 続編』(浜松史跡調査顕彰会)
『はままつ歴史発見』(静岡新聞社)
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