浜松八幡宮はままつはちまんぐう
郵便番号 | 430-0918 |
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所在地 | 浜松市中区八幡町2 |
Tel | 053-461-3429 |
Fax | 053-464-6335 |
http://www.hamamatsuhachimangu.org/ |
浜松八幡宮とは
八幡宮は誉田別命(ほんだわけのみこと)、玉依姫命(たまよりひめのみこと)、息気長足姫命(おきながたらしひめのみこと)を祭神としている。
創建当時、仁徳天皇の御代に遠江海上の鎮静の為に海神玉依姫命を蛭田(ひるた)郷の許部(こべ)の里(南区小沢渡町)にお迎えして奉斎し、許部神社と呼ばれていた。その後、938(天慶元)年に現在八幡宮のある曳馬野に移された。このとき遠州灘海岸の小沢渡から移した小松を社領の一角に植えた。これがのちに「颯々(ざざんざ)の松」と呼ばれるようになったと伝えられている。
境内には稲荷社もあり、数百本にもおよぶ赤のぼりと赤鳥居が並んでいる。
颯々の松
『八幡宮由来記』によると938(天慶元)年に八幡宮が小沢渡より曳馬野に遷座した際、松の苗を2本持った白狐があらわれ、1本を小沢渡の宮跡に、1本を八幡宮の宮辺に植え、小沢渡のほうを「音羽の松」、八幡宮のほうを「颯々の松」といったとある。
『曳馬拾遺(ひくましゅうい)』によると「颯々の松」は1本の松ではなく、野口村の森のことをいい、30本もの松が群生していたとあり、1432(永享4)年9月に足利義教がこの松のもとで「浜松の音はざざんざ」と歌ったといわれ、以来「颯々の松」というようになったという。
松は1945(昭和20)年の空襲で焼失してしまい、現在のものは戦後に植えられたもの。
現在、八幡宮内に5代目の松と「浜松名称起源颯々之松」の石碑がある。
句碑・歌碑
境内には松島十湖(まつしまじっこ)の句碑が建てられている。
「はま松は 出世城なり 初松魚(はつがつを) / 松島十湖」
関連項目
参考
『浜松歴史散歩』(静岡新聞社)
『浜松の史跡』(浜松史跡調査顕彰会)
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