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高根城たかねじょう

所在地 浜松市天竜区水窪町地頭方
時期 南北朝時代
高根城とは

通称三角山と呼ばれる久頭合(くずごう)山頂、標高420mに位置する城址で、久頭郷(くずごう)城ともいわれる。

南北朝時代の1414(応永21)年、後醍醐天皇の孫である尹良(ゆきよし)親王を守るためにこの地域の豪族である奥山氏が築いたと伝えられる。
1569(永祿12)年奥山民部少(みんぶのしょう)輔貞益が城主のとき、信州遠山郷の遠山土佐守に攻められて落城。

1572(元亀3)年に武田信玄が三方ケ原の戦い徳川家康と闘うため青崩峠を越す際には、この高根城を拠点として修築を加えたと考えられていたが、そのことは1994(平成6)年~1999(平成11)年にかけて調査が実施された結果、現存されている遺構は武田氏独自の築城方法が駆使されていることで証拠立てられた。
特に、曲輪(くるわ)間を結ぶ城内道が完全な形で見つかったのは、全国的にも珍しく注目を集めた。
1982(昭和57)年2月16日に浜松市(当時は水窪町)の文化財に指定された。

 

高根城公園

高根城現在、井楼櫓(せいろうやぐら)、土塁、城門などが復元され、城の周辺は高根城公園として整備されている。
駐車場からは登山道を徒歩約15分で頂上に到達できる。
頂上は水窪の街並みを一望できるビュースポット。
 

関連項目

文化財〔史跡〕

 

 

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