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設立・設立目的

浜松市は太平洋戦争において艦砲射撃を含め、実に27回に及ぶ激しい空襲を受け、市街地の大部分が焦土と化した。戦後いち早く着手した復興土地区画整理事業が1983（昭和58）年に終了。この事業の完成を記念し、1988（昭和63）年4月に開館。

施設内容・特徴

館内では、浜松の今日の発展の支えとなっている復興事業の記録及び当時の市民の姿を保存・展示している。忘れることのできない浜松大空襲や市民生活、文化、町並みの変遷を後世に伝えるとともに、全市をあげて取り組んだ戦災復興の記録を通じて、浜松の発展、そして、将来について考える場としている。

備考

「戦時体制下の浜松」のコーナーでは、戦時中の街の様子、市民の姿を写真と模型で表現し、当時の生活用品や爆弾の破片などの実物を展示。戦争という問題を考えるための展示空間となっている。情報コーナーでは、浜松の復興の歩みを映像で観ることができる。

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