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相生垣瓜人とは

句誌『海坂（うなさか）』を主宰。1961（昭和36）に馬酔木賞、1976（昭和51）年には俳句界最高の蛇笏（だこつ）賞を受賞している。

生涯

1898（明治31）年8月14日、兵庫県加古郡高砂町南渡海（現：兵庫県高砂市）に生まれ、東京美術学校卒業後、静岡県立浜松工業学校へ教諭として赴任。
1928（昭和3）年、30歳の頃より俳誌『ホトトギス』に投句をはじめ、水原秋櫻子に従い、『馬酔木（あしび）』同人となる。
1933（昭和8）年に広島県立福山工業学校に転勤するが、1939（昭和14）年に再び浜松工業学校に転勤。
1950（昭和25）年より百合山羽公と共に『海坂』を主宰する。
1955（昭和30）年に浜松工業高等学校を退職。その後、第一句集『微茫集』、第二句集『新馬酔木六歌仙』、『自註現代俳句シリーズ相生垣瓜人集』を出版している。
1985（昭和60）年2月7日、86歳で死去。翌年に遺句集『負喧』が出版されている。

句碑

「秋日和散歩唱歌も忘れゐし」と「夕心夕桜にぞ誘はるゝ」の句碑が浜松工業高等学校内に建っている。

参考

『浜松文芸十人の先駆者』（浜松文芸館）
『静岡県俳句紀行』（静岡新聞社）

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