エシャレット | 浜松情報BOOK

ジャンルから調べる

戻る

昭和20～30年頃栽培がスタート。酢漬けらっきょうが貯蔵庫で芽を出していたことから、「生食用にできないか」と考えられたのがエシャレット栽培のはじまりといわれ、らっきょうを白くやわらかくなるように育て方を変えたという。秋には薄紫色の可憐な花を咲かせる。

生産地は浜松市東南部の砂地がメイン。7～9月頃に植え付けをして収穫までの間に4回ほど土を根元に寄せることで白くやわらかい部分を増やす管理を行うのは、浜松独自の栽培方法。
浜松産のエシャレットは日本有数の生産地として知られ、「サンドバール」という別名があり、白くて美味しいと人気が高い。

生のまま味噌やマヨネーズをつけて食べたり、みじん切りにしてドレッシングや料理の薬味にしてもおすすめ。また熱を加えるとたまねぎのように甘くなり、てんぷらなどにしても美味。
ビタミンCや硫化アリル、カリウムなどの成分がある。