岩崎豊12 いわさきゆたか
誕生地 | 現:浜北区 |
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生年 | 1890(明治23)年7月26日 |
没年 | 1973(昭和48)年1月7日 |
任期 | 1951(昭和26)年4月25日~ 1959(昭和34)年4月30日 |
岩崎豊とは
岩崎豊は、浜松市の第12・13代浜松市長。任期は、1951(昭和26)年4月25日~1959(昭和34)年4月30日。
生涯
1890(明治23)年7月26日豊田郡中瀬村(現:浜北区)に誕生。
小学校教員、建築材料商を経て、1926(大正15)年全国初の普通選挙による市会議員選挙に当選して以来、市制に貢献。
1931(昭和6)年から1947(昭和22)年まで静岡県会議員、1947(昭和22)年から1948(昭和23)年まで静岡県副知事を務めた。
1951(昭和26)年から1959(昭和34)年までの2期8年間担当。
1952(昭和27)年に新しい市庁舎を元城町(現在地)に新築移転し、広報はままつを発刊、教育委員会も発足した。
1953(昭和28)年第一回浜松市美術展覧会が開催され、浜松市芸術祭のはじまりとなった。
1956(昭和31)年にはオートレース場が完成。
1957(昭和32)年には第12回国民体育大会が静岡県で開催され、浜松市では元城プールで水泳、佐鳴湖でボート、野口コートでバレーボール、鹿谷コートでテニス、元城プール特設リングでボクシングが行われ、市民が熱狂した。
1958(昭和33)年4月には、浜松城の天守閣が再建。同年11月には初生町に全国最大規模のし尿じん芥高速堆肥化装置(コンポスト)が完成し三方原台地の土壌改良に貢献した。
このように建設などに取り組むとともに、就任期間中で市面積を約3倍にする町村合併を行うなど、戦後の浜松の基盤づくりに尽力した。
1973(昭和48)年1月7日82歳で死去。墓は天林寺にある。
人となり
「正直一路」を生活信条とし、退任後は囲碁や書を趣味として過ごした。
参考
浜松市ホームページ
歴代浜松市長と市政のあゆみ展冊子(浜松市立中央図書館編)
浜松といえば
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