戻る

宝珠院ほうじゅいん

郵便番号 432-0211
所在地 浜松市 西区舞阪町舞阪1927

1809(文化6)年に舞坂宿の大半を焼く大きな火災があり、復興にとても苦労をした。そこで、火防の山、秋葉信仰の高まりとともに仲町の願いで、4年後の1813(文化10)年に高さ2.7mの常夜灯が建立された。

西側の石の祠は、秋葉山をまつっている。また、宝珠院は、明治6(1873)年舞阪町に初めて小学校が開かれた場所でもある。
舞阪にノリの養殖を伝えた森田屋彦之丞と、大森三次郎の墓もある。

森田屋は江戸後期の諏訪商人で、江戸のノリ職人である大森三次郎を連れて、この地で養殖事業を始め、舞阪に技術を根付かせた。森田屋は57才で亡くなり、後の明治20年頃、二人の偉業をたたえて、供養碑が建立され、毎年2/6の海苔の日に供養碑前で海苔供養祭が行われている。

 

■参考

ぐるっと西区まちあるき取材にて

2013年3月制作