戻る

堀江城址ほりえじょうし

所在地 浜松市西区舘山寺町

鎌倉時代に大沢基久(祖は藤原道長)が築城したといわれるがはっきりわからない。

戦国時代は今川氏の勢力下で、三河に対する抑えの城となった。

1569年大沢基胤(もとたね)城主のとき、家康に攻められ、和睦の形で降伏。

基胤の子供、基宿(もといえ)は旗本となり、三方ケ原合戦でも活躍。

その後は幕府の儀式、勅使接待などを務める高家の役職を務め、幕末まで続いた。

現在遺構は残っていないが、大沢氏菩提寺の「宿芦寺」に宝篋印塔(ほうきょういんとう)がある。

※堀江城の鬼瓦が、ホテル九重内で見ることができるそう。

 

■参考

ぐるっと西区まちあるき取材にて

2013年3月制作