浜松のスケートはままつのすけーと
浜松のスケート競技
静岡県は温暖な気候ということもあり、リンクや指導者が不足し、スケート人口も少なかったため、なかなかスケートが普及しなかった。そのような中、1955(昭和30)年に静岡県スケート連盟が創設され、翌年の国体には国鉄(現:JR東海)浜松工場の男子選手を中心として静岡県勢は初出場を果たしている。
フィギュアスケートでも昭和30年代後半より徐々に選手が増加し、力をつけていった。中学時代から注目されていた西遠女子学園の足土英子は1976(昭和51)年の国体で少年女子2位となるとそれ以後、毎年2位か3位に入賞し、1981(昭和56)年には成年女子で優勝を果たしている。
近年では伊藤亜由子が2004(平成16)年より2年続けて国体ショートトラック1,000mで優勝。2008(平成20)年の全日本選手権ではョートトラック女子1,000mと3,000mで1位となり、総合優勝した。また、2010(平成22)年のバンクーバーオリンピックではショートトラック女子1,000mと女子3,000mリレーに出場し、リレーでは7位入賞を果たしている。
しかしながら現在浜松にあるスケートリンクは浜松スポーツセンターのみで、県内でも唯一の公式ショートトラックスピード競技とフィギュアスケート競技の会場となっており、リンク不足が問題となっている。
関連項目
参考
『静岡県体育史』(静岡県体育協会)
『静岡県体育史』1988~1997(静岡県体育協会)
『静岡県体育史』1998~2007(静岡県体育協会)
『浜松市体育協会史』(浜松市体育協会)
『静岡県昭和人物誌』(静岡新聞社)
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