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神沢おくないかんざわおくない

開催地 浜松市天竜区神沢
時期 1月上旬
神沢おくないとは

300年以上昔から五穀豊穣や子孫繁栄を願い、毎年1月5日に行われてきた。元来は修正会の後に行われた農耕を模擬的に演ずる予祝行事。世襲制で代々受け継がれていたが、後継者不足となってしまい、昭和30年代(1955~1964年)には途絶えた。
その後、1975(昭和50)年に旧天竜市熊中学校の郷土研究クラブが郷土の文化を継承しようと、古老の指導を受けて舞の練習を始めた。2005(平成17)年に熊中学校を含む4校が統合し、浜松市立清竜中学校となった後も総合学習の中で活動は続けられた。
そして、2009(平成21)年1月5日に天竜区神沢の阿弥陀堂で清竜中学校の生徒20人あまりによって演じられ、半世紀近くも途絶えていた神沢おくないが復活した。

 

参考

『井の国 棚田と伝承の里』(静岡新聞社)
『村ごとの舞』(静岡新聞社)

 

 

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