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天竜川橋てんりゅうがわばし

所在地 浜松市東区中野町~磐田市小立野
時期 1933(昭和8)年完成
天竜川橋とは

県営事業の一つとして1933(昭和8)年6月に架けられた全長919.5m、幅員7.3mのワーレントラス橋※。道路橋としては日本で3番目に長いトラス橋であり、橋台の取り付け護岸は架設当時のままの石積が残っている。

現在の天竜川橋が架けられるよりずっと昔の1874(明治7)年、船を横に並べてつなぎ、その上に板を渡して橋とした船橋が天竜川に架けられた。その後、1876(明治9)年に全長646間(約1,175m)、幅員2間(約3.6m)の木橋が賃取橋として架けられており、天竜川橋の前身となっている。
天竜川橋は1967(昭和42)年まで国道1号線として東西交通を支え、その後は県道261号磐田細江線として、現在でも多くの人に利用されている。

※ワーレントラス橋/橋桁にトラス(三角形に組んだ構造)を利用した橋で、斜めに入れられた部材の向きが交互になっているもの

 

参考

『三遠南信産業遺産』(春夏秋冬叢書)
『昔に出会う景観紀行』(浜松観光コンベンションビューロー)
『静岡県の近代化遺産』(静岡県教育委員会文化課)

 

 

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