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舞坂宿脇本陣とは

脇本陣は江戸時代、宿場に設置された大名・公家・幕府役人などが宿泊したり、休憩したりするために設けられた公的な宿舎である本陣の予備にあてられた施設。平常は旅籠屋（はたごや）を経営しているが、本陣利用が重なった場合には本陣の代わりとして利用された。
舞坂宿の脇本陣は旅籠屋の茗荷屋（みょうがや）1軒が務めていた。

建物の特徴

脇本陣であった茗荷屋は1838（天保9）年に建てられ、1862（文久2）年の宿内軒別絵図面によると間口5間、奥行15間の2階建て、部屋数は14室で総畳数は76畳半の建物であったとされる。
旧東海道唯一の脇本陣の遺構として、茗荷屋の上段の間があった書院棟が残されていた。それを解体修理、さらにこの貴重な脇本陣を後世に伝えようと母屋も復元し、1997（平成9）年に総畳数99畳半の舞坂宿脇本陣がよみがえった。同年5月17日には浜松市（当時は舞阪町）の文化財に指定されている。
 

駐車場

無料　5台

関連項目

文化財〔建造物〕

参考

『舞阪町歴史散歩』（舞阪町）
『昔に出会う景観紀行』（浜松観光コンベンションビューロー）
舞坂宿脇本陣パンフレット
 

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