鴨江の根上がり松かもえのねあがりまつ
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| 所在地 | 浜松市中区鴨江三丁目 |
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鴨江の根上がり松とは
推定樹齢200年とされるクロマツで、根の部分が地表から2メートル以上も出ているのが特徴。
1959（昭和34）年に2本のクロマツが市の天然記念物に指定されたが、2007（平成19）年の台風により1本が倒れてしまい、現在では1本のクロマツと切り株が残っている。
十九番観音根上がり松
根上がり松のある場所はもともと鴨江寺の境内地であった。
鴨江寺で寺域内の33か所を選び石像観音をまつった際、その19番目の観音像がこの根上がり松の近くにあったため、「十九番観音根上がり松」とも呼ばれている。
浜松の中心に近く風景も美しかったため、四季行楽の人の姿が絶えず、また、根上がり松の後ろにある月見山と名付けられた小山からは、松に架かる名月をめでて俳句を楽しんだ人も少なくないといわれている。
関連項目
参考
『浜松市の名木&巨木』（浜松市役所）
『指定文化財のしおり』（浜松市教育委員会）
『新浜松の自然100選』（浜松市緑化推進本部）
『浜松歴史散歩』（静岡新聞社）
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