藤枝静男ふじえだしずお
誕生地 | 現:藤枝市 |
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生年 | 1908(明治41)年 |
没年 | 1993(平成5)年 |
藤枝静男とは
医師でもあり、小説家としても活躍。志賀直哉の影響を受けており、独自の私小説の作風を作り上げている。
生涯
1908(明治41)年1月1日、志太郡藤枝町市部(現:藤枝市)に生まれる。
学生時代にロシア・北欧文学、白樺派の文学を好んで読み、志賀直哉に関心を持ち始める。
1936(昭和11)年に千葉医科大学を卒業し、その後、浜名郡積志村(現:浜松市積志町)の原龍次郎の三女智世子と結婚。
1947(昭和22)年、39歳のときに処女作「路」が『近代文学』に掲載される。
1950(昭和25)年、浜松市東田町(現:中区東田町)に菅原眼科医院を開業。
その後、創作集『空気頭』で昭和42年度芸術選奨文部大臣賞、創作集『愛国者たち』で第二回平林たい子賞、『田紳有楽』で第12回谷崎潤一郎賞を受賞。1978(昭和53)年には浜松市勢功労者として市長表彰を受けている。さらに、1979(昭和54)年に『悲しいだけ』で第32回野間文芸賞を受賞。
1993(平成5)年4月16日、85歳で他界している。
参考
『浜松文芸十人の先駆者』(浜松文芸館)
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