戻る

恒武・笠井の遺跡つねたけ・かさいのいせき

所在地 浜松市東区恒武町・笠井町
時期 古墳時代~戦国時代
恒武・笠井の遺跡とは

恒武町から笠井町の一帯には市内有数の大きさを誇る遺跡が埋もれている。

 

遺構・出土品

遺跡は古墳時代初期から栄えたと見られ、恒武西宮遺跡で見つかった方形周溝墓からは葬儀に使ったと思われる土器が220点以上まとまって見つかった。その中には静岡や清水地域で作られた特別大きな壷も2つ出土している。また、恒武山ノ花遺跡や恒武西浦遺跡では、小川の跡が見つかっている。

 

奈良時代から平安時代にかけても大きく栄え、笠井若林遺跡からは奈良時代に使用された神を祭る儀式に使う特別な携帯用の小さなカマドが浜松市内では初めて出土した。
そして、戦国時代には恒武町から笠井町の一帯に大勢の人々が移り住んだと見られ、両町のいたるところで戦国時代の遺跡が見つかっている。恒武西宮遺跡からは茶碗や土器といった日常雑器が多く出土しており、一般的な農村の集落であったと考えられる。

 

参考

『浜松の遺跡』(浜松市博物館)
 

 

 

浜松といえば
おすすめ記事

徳川家康 浜松まつり 浜松城 浜名湖 中田島砂丘 弁天島 湖北五山 うなぎ 浜松餃子 三ヶ日みかん  ドウマンガニ ガーベラ 楽器博物館

  

iPhone アプリ

地図編集アプリ 「はままっぷ」

 

edited by 浜松情報BOOK