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川山遺跡かわやまいせき

所在地 浜松市北区都田町
川山遺跡とは

川山遺跡からは縄文時代の柱穴や墓と考えられる穴などが見つかった。また、約1200点を超える磨製石斧(ませいせきふ)が出土している。
遺跡近くを流れる都田川上流の山間部には三波川帯(さんばがわたい)と呼ばれる岩山があり、この岩山から崩れた石が遺跡近くの河原に散らばっている。こうした遺跡近くで拾える岩石は非常に硬く、重いので、木を切ったり加工したりするための石器として使われた。川山遺跡で作られた磨製石斧は、都田川流域の集落や、遠く、天竜川の東側の集落まで運ばれていた。
遺跡から出土した磨製石斧の80%近くは製作途中で捨てられた失敗品だったが、そこから製作過程を見ることができる。

 

参考

『浜松の遺跡』(浜松市博物館)
 

 

 

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