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肉牛にくぎゅう

概要

浜松では大きく分けて肉専用種と乳用種の2種類の肉牛が飼育されている。肉専用種は一般的に和牛と呼ばれている高級牛で、産まれて9~10ヶ月の牛を18~19ヶ月間肥育して出荷する。乳用種はホルスタインの去勢牛、または和牛とホルスタインの交雑種で、産まれて7~8ヶ月の牛を12~13ヶ月間肥育して出荷する。

 

三ヶ日牛

三ヶ日町では古くから農耕用として和牛を飼っていたが、1967(昭和42)年に静岡県から「肉用牛振興地域」の指定を受けたのを契機に乳用種を素牛として肥育する農家が増えた。
さらに1970(昭和45)年に農協の指導により、一頭一頭をコンピュータで管理する「預託牛制度」が導入されたため、飛躍的に飼養頭数が増加。また、1974(昭和49)年に「三ヶ日町農協常設家畜市場」が開催されたことにより、高品質牛の生産を目指す努力が続けられるようになった。
現在では指定牧場から厳選された素牛を導入し、非遺伝子組み換え飼料のみを使い、衛生管理の徹底、ストレスを与えないように育てた牛が「三ヶ日牛」のブランド名で販売されている。

 

参考

『静岡県 農・林・水 産地ガイド』(関東農政局静岡統計情報事務所)
『明日も元気!はままつ農業』(浜松市役所)
 

 

 

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