伊場遺跡群いばいせきぐん
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時期 | 7世紀後半~11世紀 |
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伊場遺跡群とは
伊場遺跡周辺には、梶子・梶子北・中村・城山・鳥居松といった多くの遺跡が集中しており、それぞれ独立したものではなく、同じ時代の一連の遺跡であり、伊場遺跡群と総称されている。
遺構・出土品
複数の遺跡にわたって古墳時代中頃に出来た自然の埋没河川である大溝が発見されており、掘立柱建物などの遺構が両岸を中心に営まれていた。
また、大溝から奈良時代初頭から平安時代中期にかけての木簡をはじめ、多数の墨書土器、陶硯、木製祭祀具、唐三彩、奈良三彩などが出土しており、そこから遠江国敷智郡の郡衙(ぐんが)跡、栗原駅家跡もしくはその関連遺跡と推定される。
それらの貴重な出土品は2002(平成14)年3月22日に静岡県の文化財に指定された。
関連項目
参考
『浜松の遺跡』(浜松市教育委員会)
『伊場遺跡出土古代文字資料』(浜松市博物館)
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