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宝永と安政の大地震ほうえいとあんせいのだいじしん

宝永地震

1707(宝永4)年10月4日午後2時、宝永地震がおこり、浜松城下で200軒の全壊・半壊などの被害があった。津波で今切の渡し船が使えず、東海道の通行者は姫街道を利用した。

 

安政地震

その約150年後の1854(安政元)年11月4日午前9時頃の地震は、入野村などで倒壊32軒、死者1名。さらにその翌年の1855(安政2)年9月28日午後6時にも大地震がおこり、即死者2名、米津などで倒壊27軒をはじめ浜松宿内で寺院が破損するなど被害を受けた。このとき白羽や中田島などは地面に生じた亀裂から噴き出した泥水浸水に苦労したという。このふたつの地震は安政地震と呼ばれている。

 

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