東海道とうかいどう
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東海道とは
東海道は、律令時代に設けられた七道のひとつで、江戸時代には徳川家康が「五街道整備」として「宿」を制定した東海道が誕生。近世の政治の中心である江戸と京都、経済の中心である大阪とを結ぶ幹線道路としてにぎわった。浜松宿も五十三次の宿場町のひとつとして栄え、同時に浜松藩の城下町としての地方の中心都市である浜松にとって、この東海道は大切な交通の生命線といえる。
特に東海道の交通が盛んにさせたものに、参勤交代、茶壺道中、朝鮮人賀使、琉球人使節、和蘭人参礼などがあった。はじめは任意だった参勤交代も1609(慶長14)年から強制となった。宇治の新茶を毎年将軍に献上する茶壺道中は毎年行われていたらしい。朝鮮人賀使や琉球人使節は幕府での行事があるごとに使節が遣わされ東海道を通行し、また通商の特権を持っていたオランダ人が江戸に参礼する和蘭人参礼でこの東海道を頻繁に行き来していた。
明治時代以降は、江戸時代の道筋を基本に、次第にバイパスなどの開発・整備によって、新たなルートが誕生。現在も幹線道路として重要な道となっている。
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