藤岡兵一10 ふじおかひょういち
誕生地 | 石川県金沢 |
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生年 | 1885(明治18)年 |
没年 | 1957(昭和32)年1月5日 |
任期 | 1942(昭和17)年11月28日~ 1946(昭和21)年11月11日 |
藤岡兵一とは
藤岡兵一は、浜松市の第10代浜松市長。任期は、1942(昭和17)年11月28日~1946(昭和21)年11月11日。
生涯
1885(明治18)年、石川県金沢に誕生。
各地の警察部長、高知県、栃木県、鳥取県知事などを経て、1942(昭和17)年、第10代浜松市長に就任した。
選挙区が悪化し、地方自治は縮小せざるをえない中、混乱する市政に尽力した。
1944(昭和19)年12月7日の東南海地震では先頭に立って援助にあたり、浜松大空襲では市役所も焼失したため、焼け残った建物に分散して業務を行った。
市民の戸籍簿を守ろうと、現在のはまホールの下に防空壕を掘って保管し、夜間も出動して戸籍簿を守りぬいた。
戦後、壊滅的な被害にあった浜松市の復興に力を入れ、瓦礫収集、弾痕埋設、水道復旧、住宅建設など、市民生活の安定正常化に取り組んだ。
1946(昭和21)年6月18日には昭和天皇が浜松を行幸された際に浜松の復興状況をお伝えした。
退任後は日本形染株式会社嘱託、裁判所調停委員などを務めた。
1957(昭和32)年1月5日死去。墓は金沢市野田山にある。
参考
浜松市ホームページ
歴代浜松市長と市政のあゆみ展冊子(浜松市立中央図書館編)
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