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佐鳴湖さなるこ

概要

古くから「猿投の浦(さなげのうら)」「佐奈池(さなのいけ)」「佐鳴ケ浦」「入野池」などとも呼ばれていた。佐鳴湖周辺には貝塚もあり、昔から人々が生活してきたことがわかる。
浜松市中心街から西へ約5kmに位置する。
広さ約1.2k㎡(東京ドーム26個分)
平均深さ約2m
最大深さ約2.5m
南北約2km
東西約0.6km
湖の周囲約5.5km

湖の周囲はトイレや休憩所が完備された周遊歩道があり、散歩やジョギングなどに利用する人も多い。


 

佐鳴八景

「大屋橋の夕照(おおやばしのゆうしょう)」
「北浦の帰帆(きたうらのきはん)」
「少林山の秋月(しょうりんざんのしゅうげつ)」
「大良の暮雪(たいらのぼせつ)」
「大山の夜雨(おおやまのやう)」
「太田の落雁(おおたのらくがん)」
「三ツ山の晴嵐(みつやまのせいらん)」
「西湖山の晩鐘(せいこざんのばんしょう)」
が「佐鳴八景」と呼ばれ、景色の良さから短歌が詠まれている。

 

佐鳴湖でみられる動植物

植物/ダンチク、ヒトモトススキ、ヨシ、ヒメガマ、マコモ

魚類/ボラ、シマイサキ、ウナギ、コイ、モツゴ、ゲンゴロウブナ、オイカワ

鳥類/ミコアイサ、ミサゴ、カワセミ、コサギ

ナガボナツハゼ(絶滅危惧植物)や、テラニシセスジゲンゴロウなども発見されている。

 

佐鳴湖の水質

1935(昭和10)年~1955(昭和30)年頃は水質もよく、水泳などに利用されたり、コイ、フナなどの釣り人でにぎわったりしていた。

しかし1955(昭和30)年代後半から生活排水の流入などの原因で水質が悪化し、COD※でみた水質ワーストにランキング。
以後、静岡県や浜松市で「佐鳴湖をきれいにするための対策」が行われているほか、多くの団体が「佐鳴湖をきれいにする」「自然を守る」活動を行っている。

 

参考

佐鳴湖よいと湖ブック 佐鳴湖ネットワーク会議編

 

 

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