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設立・設立目的

浜名湖の魚を中心に研究している県の機関、水産試験場浜名湖分場（現：水産技術研究所浜名湖分場）が、2000（平成12）年に乙女園から渚園に移転する際に設立され、同年8月21日にオープンした。浜名湖は漁業資源や生物などが実に豊富で、そこに営まれる人々の暮らしやそれらを支える自然環境の大切さを多くの人に理解してもらおうというのが施設の目的。「ウォット」という名称は、地元小中学生からの応募の中から、当時舞阪小学校4年生の西山洋成君の提案が決定した。

「魚」と「ウォータースポット」という意味が掛けられているという。 

施設内容・特徴

施設は3階建て。浜名湖に棲む生き物を上流の都田川から遠州灘までわかりやすく展示紹介。150インチのレイクシアターでは、浜名湖での栽培漁業の様子や四季の様子を映画上映し、水深5メートルの大水槽では、餌をあげているダイバーと話をする企画も行なわれる。

ゲームやクイズに挑戦しながら浜名湖や生物について学んだり、館内では魚だけでなくエビやカニなど季節によって浜名湖の様々な生物を観察したり、また水産技術研究所での研究の様子を見学することもできる。
実際に浜名湖の生物に触れたり、餌をあげたりの体験ができる屋外のタッチプールも大人気。

要チェック

毎週日曜と祝日には大水槽に潜ったダイバーと会話したり、エサをあげる様子を見たりするイベントが開催される。このほか、うなぎのエサやり体験、浜名湖の砂で砂時計作り、観察会など、施設オリジナルの体験教室（要予約）が随時企画開催されているので要チェック。

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