横尾歌舞伎よこおかぶき
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開催地 | 開明座 (浜松市北区引佐町横尾地区) |
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時期 | 毎年10月第二土曜、日曜 |
名義
八柱神社と六所神社への奉納芸能
起源説
1794(寛政6)年以前
横尾歌舞伎の特徴
引佐町内には現在も10ヶ所以上の舞台が残っている。狩宿(かりしゅく)地区には回り舞台が現存。農村歌舞伎が盛んな地域だったことが伺える。
横尾歌舞伎の発生ははっきりと分かっていないが、白岩地区に伝わる御定書の記述から1794(寛政6)年頃にはすでに歌舞伎が行われていたと考えられる。
以来、第二次世界大戦の1943(昭和18)年から一時中断したが1947(昭和22)年には再開。
また戦後の混乱期以降1950(昭和25)年~1963(昭和38)年には開催できなかった年もあったが、1965(昭和40)年引佐町芸能保存協会が結成。
横尾・白岩地区に生まれ育った者は、全員が歌舞伎に参加することを原則とされ伝承されてきた。
引佐町芸能保存会の発足で現在は個人の意思で歌舞伎に参加。
舞台となる開明座は1998(平成10)年に完成したもの。
1974(昭和49)年静岡県指定無形民俗文化財の指定を受けた。
公演を2日間行うのは横尾地区の氏神である八柱神社と白岩地区の氏神である六所神社の両神社への奉納芸能として行われてきたからと言われている。
役者だけでなく、太夫や三味線、振り付け、大小道具の製作・設置など、すべて地区の人たちによって行われているのが特徴。台本や衣裳、かつらなど、江戸時代から伝わるものも多い。
関連項目
参考
「横尾歌舞伎定期公演資料」
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