蒲神明宮かばしんめいぐう
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郵便番号 | 430-0801 |
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所在地 | 浜松市東区神立町471 |
時期 | 清和天皇(第56代)貞観年中以前開創 |
蒲神明宮のはじまり
開創は約1100年昔の清和天皇(第56代)貞観年中以前。
鎌倉、室町時代将軍家からの下知状等、古文書39通が現存している。
蒲桜
800年前、この地で育てられた源範頼は、兄である頼朝の挙兵に応じて関東に向かうとき、大好きだった桜の苗木を持参し自分の城に植えた。これが埼玉県北本市の国指定天然記念物「石戸蒲ザクラ」となり、この子供の木である「石戸蒲ザクラ後継樹」は蒲神明宮に里帰りした。
範頼は平家追討の際に三重県鈴鹿市の石薬師に立ち寄り戦勝祈願をし、そのとき蒲桜でできた鞭(むち)を逆さに立て「もし戦いに勝ったなら、きっと生きよ」と大地にさした。源氏が勝利するとこの蒲桜が芽をふき、それが今に至ったと伝えられるのが「石薬師蒲桜」であり、これも蒲神明宮に里帰りした。
小山みい
繊維に秀でた才能をもっていた小山みいは、木綿の縞織を研究史遠州織物を地場産業に定着させた。
当時は農家の副業的でしかなかった織物を協力者と共に永隆社を創設し機織を専業化し、製造、販売、弟子の養成に尽力。
その功績をたたえ、明治時代に小山みい顕彰の燈篭が蒲神明宮に建てられた。
※当時、一人の女性を称えた燈篭が建てられるのは大変稀なこと。
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