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二本ケ谷積石塚群にほんがやつみいしづかぐん

所在地 浜松市浜北区染地台五丁目
時期 5世紀後半~6世紀前半
二本ケ谷積石塚群とは

5世紀後半~6世紀前半の石を積み上げてつくられた古墳だけで構成されている古墳群。

 

遺構・出土品

三方原台地周辺の河岸段丘の2つの谷に分布し、東側に22基、西側に6基が確認された。

そのうち東側の6基が保存整備され、赤門川調整池のほとりに「つみいしづか広場」として公開されている。

方墳が多いのが特徴。一辺5m前後と小型で最大のものでも一辺9m程度。

墳丘に使う石は10~40cmほどの丸い石。

副葬品は全体的に少なく、鉄製武器、勾玉などの装飾品類が出土。

日本国内には土を盛る古墳がほとんどで、積石塚はとても珍しい。

一部は朝鮮半島の積石塚と類似することから渡来人の墓と考えられる。
 

参考

浜松市の遺跡2 

 

 

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