北神宮寺遺跡きたじんぐうじいせき
所在地 | 浜松市北区引佐町井伊谷 |
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時期 | 縄文時代~現代 |
北神宮寺遺跡とは
井伊谷盆地にある複合遺跡で、天白磐座(てんぱくいわくら)遺跡を望む段丘上に広がる。
2003(平成16)年から2007(平成20)年に発掘調査が行われた。
縄文時代の石棒(祭器)は浜松市内で発掘されたものの中でも最大。
古墳時代前期には人々を葬る墓が築かれていたことや北岡大塚古墳という豪族の墓も出現していることから、豪族を支える集落だったと想像できる。
古墳時代前期の住居跡からは日本最古級の籠目土器が出土。
籠目土器とは粘土を籠に押し付けて模様をつけたもので、儀式に用いられていた。
そのほか鎌倉時代の短刀を添えた墓や、戦国時代の食器なども出土していることから中世を通して比較的裕福な人が暮らしていたと考えられる。
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